ピース訪問看護ステーションは5年目に入りました!
2025/03/26
【ごあいさつ】ピース訪問看護ステーションは5年目に入りました!
みなさん、こんにちは!
春の訪れとともに、いよいよ4月ですね。
ピース訪問看護ステーションは、皆さまに支えられ、今年で5年目を迎えることができました!
思い返せば、あっという間だったような気もしますし、ひとつひとつの出来事がとても濃くて、充実した毎日だったようにも思います(笑)。
いずれにしても、この節目を迎えることができたのは、たくさんの方々の支えがあったからこそ。心から、ありがとうございます。
東日本大震災から14年。今、伝えたい想い
今月の「ピース新聞」では、東日本大震災から14年を迎えるこの時期に、あらためて僕自身の想いと、ピース訪問看護ステーションについてお話しさせてください。
2011年3月11日。
突然襲った大きな地震と津波により、かけがえのない多くの命が失われました。
あの日のことは、今でも忘れられません。
当時、僕の父は町の防災対策庁舎で働いており、町民の避難を助けている最中に津波にのまれ、命を落としました。
地域のために、最後まで自分の使命をまっとうした父の姿は、今も僕の心の中に深く残っています。
父の名前が刻まれた慰霊碑
2025年3月9日、新たに建てられた慰霊碑には、震災で命を落とされた職員のうち、ご家族の同意が得られた37名の名前が刻まれています。もちろん、父の名前もそこにあります。
慰霊碑の高さは約1.6メートル。
「あの日を忘れない」という言葉とともに、
「最後まで町民の避難を助け、命を落とした仲間のことを、私たちは決して忘れません」
というメッセージが添えられています。
この言葉を見るたびに、胸が熱くなり、父のことを思い出します。
そして、僕もまた、地域のために働きたいという気持ちが強くなり、訪問看護ステーションを立ち上げました。
5年目の「ピース」これからも、心を届ける看護を
ピース訪問看護ステーションが5年目を迎えられたのは、利用者さん、ご家族の皆さん、そして、いつも一緒に頑張ってくれている職員のみんなのおかげです。
ピースのスタッフは、本当にあたたかくて優しい人ばかり。
「誰かの役に立ちたい」という想いを胸に、日々、丁寧に、やさしく、そして誠実に向き合っています。
私たちが目指すのは、身体のケアだけではなく、「心にも寄り添う看護」です。
訪問看護は、ただ医療を届けるだけの仕事ではありません。
一人ひとりが、その人らしく、大切な人と暮らしていけるように、生活をまるごと支えていく仕事です。
喜びも、つらさも、一緒に感じながら、そばにいる。
そんな存在でありたいと、私たちは願っています。
感謝と、これからの歩み
「人のために」という父の想いを大切にしながら、
これからも、地域の中で頼りにされる存在を目指して、ピース訪問看護ステーションは歩んでいきます。
今まで支えてくださったすべての皆さまに、心からのありがとうを。
そして、これからも「笑顔」を届け続けられるように、ピースのみんなとともに、一歩一歩、前に進んでいきます。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
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ピース訪問看護ステーション
住所 : 宮城県栗原市一迫真坂字清水町田2-14
電話番号 :
0228-24-9776
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