「写真の中の祖父」が語りかけてくること
2025/04/26
「写真の中の祖父」が語りかけてくること
~家族の歴史に耳をすませて~
「この写真の人ね、うちのおじいちゃんなんです」
訪問先で、あるご家族が見せてくれたのは、
若き日の祖父が軍服を着て写る一枚の白黒写真でした。
背景には、戦時中という時代の緊張と、それを乗り越えてきた家族の歴史が刻まれていました。
◆ 写真がつなぐ、過去と今
そのご家族は、祖父の話を語りながら涙ぐみました。
「帰ってきてくれて、本当に良かった。あの人がいなかったら、私もこの子もいなかったんです。」
ピース訪問看護ステーションでは、こうした「家族の語り」を大切にしています。
それは、人生の最終章に寄り添う私たちにとって、
“生きてきた証”を共有する、とても大切な瞬間だからです。
◆ 会話から生まれる看護の力
ケアの合間に、昔話を聞いたり、写真を見たりすることがあります。
そうすると、表情がふっとやわらぎ、
「実はね…」と語り始める方も少なくありません。
病気や介護の話だけでなく、
“人生の物語”に耳を傾けることも、私たちの大切な看護の一部です。
◆ 家族の物語をつむぐ“つなぎ手”として
私たちは、過去と今、そして未来をつなぐ「つなぎ手」でありたい。
写真に写る祖父のまなざしは、
「今の命を、大切に育ててほしい」と語っているようでした。
だからこそ、ピース訪問看護ステーションは、
看護のその先にある「家族のつながり」まで、
そっと支えていける存在でありたいと願っています。
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ピース訪問看護ステーション
住所 : 宮城県栗原市一迫真坂字清水町田2-14
電話番号 :
0228-24-9776
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